【心理学】適した距離とれてますか?

心理学

いきなりですが皆さん、満員電車好きですか?

おそらくほとんどの方が嫌いや苦手と答えるでしょう。

では、どうしてほとんどの方が満員電車が好きではないんでしょうか。

ということで今回は人と人の適切な距離「パーソナルスペース」についてお話ししていきます。

パーソナルスペース

皆さんの身近に話をするときに距離がすごい近い人いませんか?

その人と話すときなんか嫌な気持ちになりませんでしょうか?

、、、

安心して下さい。

嫌な気持ちになるのは、皆さんが意地悪な訳でも性格が悪い訳でもなく正常なんです。

人にはここまでは許せても、これ以上は嫌だと感じるパーソナルスペースというものがあります

このパーソナルスペースは大きく分けて3つありますので1つずつご説明していきます。

身体的なスペース

 ・自分の体の周りに必要な個人空間

 ・自分自身の身体に対するプライバシーを確保する為のスペース

 ・自分のベットや部屋で眠る為のスペース

社会的なスペース

 ・他者との距離や接触の頻度

 ・グループのメンバーシップや所属意識

 ・人々との社会的な関係や交流

心理的なスペース

 ・自分自身のアイデンティティー、価値観、信念

 ・自己意識、自己評価、自尊心の維持

 ・自分自身のプライバシー、内面的な世界、感情や思考のプライベートな領域

少しわかりにくいかもしれませんが、要は、話をしている時の物理的な距離だけでなく、内面的なことに関する距離や人間関係など、これは言われたくないとか、この人に言われるとムカつくみたいに人はそれぞれスペースがありますよと言うことです!

COLORIA 公式サイトはこちら

行われた実験

パーソナルスペースに関する実験を2つご紹介しますね。

1. エドワード・ホールの実験

エドワード・ホールは、1960年代にパーソナルスペースに関する実験を行い、人々が自分の身体を中心に許容範囲を持っていることを示しました。

彼の実験では、被験者に相手から離れる距離を自由に設定するように求め、その距離を測定する方法を用いました。

その結果、

人々が不快に感じる距離は文化や個人の背景によって異なることがわかりました

2. ロバート・ザジョニックの実験

ロバート・ザジョニックは、1970年代にパーソナルスペースに関する実験を行い、視覚的な刺激が人々のパーソナルスペースに与える影響を調査しました。

彼の実験では、被験者に視覚的なパターンを提示し、そのパターンが自分の身体に接近してくると、どのように感じるかを調べました。

その結果、

被験者はパターンが自分の身体に接近してくると、不快な感覚を覚える事がわかりました。

具体的な距離

日常生活で使われている距離にはつあります。

親密な人との距離

0〜45cm 臭いや体温を感じ取れる距離から手が届く距離までを指します。満員電車が不快と感じるのは、本当であれば親密な人だけに許せる距離だからです。恋人との距離のようなものです。

個体距離

45〜120cm どちらかが手を伸ばせば接触できる距離からお互いが手を伸ばせば接触できる距離です。気のおける友人との距離のようなものです。

社会距離

120〜350cm ビジネスに適した距離で、店員さんとお客さんの距離のようなものです。

公衆距離

360〜750cm以上 全く関わらない位置です。普段買い物に行ったときの人と人との距離のようなものです。

まあ、あくまで一般的な距離の目安ですのできっちり守る必要はありませんし、皆さん無意識のうちにこれきちんと使い分けているはずです。

パーソナルスペースは男性女性で多少異なります。

結論としては、男性の方がスペースが広いです

電車で足を大きく広げたり、足を組んだりしているのを想像してみるとわかると思います。

AirPAY

他の動物にもある!?

実はこのパーソナルスペースは他の動物にも存在していることが分かっています。

例えば、犬は自分の身体周辺にスペースを確保する傾向があります。

また、ペンギンは自分たちの身体の大きさに比べて非常に密集して生活するため、パーソナルスペースの概念があると考えられています。

猫や、鳥類などもパーソナルスペースが存在していると言われています。

年齢によって変化する!?

パーソナルスペースは年齢によって変化することも研究から明らかになっています。

子供や若年層は、パーソナルスペースを狭める傾向があります。

一方、高齢者は、自分の身体と周囲のものや他の人々との距離を広げる傾向があります。

より細分化すると、幼児期、子供期、思春期、大人期以降によって個人差はありますが、パーソナルスペースは変化します。

最後に

近年はウイルスの蔓延により本来よりもパーソナルスペースは広がっている印象があります。

パーソナルスペースを尊重することは、他人との健全な関係を維持するためにとても重要な要素を担っています。

良好な人間関係を築くためにも、少しパーソナルスペースを意識してみると良いと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました